1つ格言のようなものがありまして、それが「冬至10日前」というのです。
格言、という表現もあっているかどうかなんとも言えないのですが、意味するところは「実は冬至の10日前から日没は遅くなり始めるんだぞ」ということです。
1年で一番日が短いのは当然ながら冬至の日です。
しかし、その理由は日の出の時間が1月上旬にかけて遅くなり続けるためなのです。
日の入りの時間自体は冬至の10日前から早くなり始める。
ちょっと得したような気分になる先人からの言葉です。
実際に10日前から冬至に至る10日間の間だけでわずかながら日の入りが遅くなるのを体感することができます。
気をつけてみれば誰でも観察可能ですから、ぜひとも体感していただきたいところです。
まだ次の冬至まで日がありますが、思い出したら観察してみてください。