世の中にはいろんな仕事があると思います。
問題を解決することや、現状を維持すること、改善すること。
さまざまですね。
そんな中で、音楽家というのは興味深い存在です。
たとえばクラシック音楽を弾く人びとというのは、現代と過去を橋渡しする仕事だといっていいでしょう。
多くのクラシック音楽は19世紀に作られています。
我々は200年前の流行曲を現代になっても聴けるわけです。
それも、現代の人が演奏するわけですから、当然現代の解釈で行われるでしょう。
つまり、過去との間に立って、橋を架けてくれているのです。
彼らはそういう存在なのです。