周回遅れと言いますか、だいぶ遅れていると自分でも思うのですが、某配信サービスで『のだめカンタービレ』アニメ版を鑑賞しています。
侮るなかれ、この物語は音楽を軸にしながらも広い射程を持っています。
10年以上前にブームになった理由も納得です。
実写版はチラッと見たことがあったのですが、アニメ版をちゃんと見てみようということで見ているわけです。
自分がクラシック音楽好きだと思っていても、知らないジャンルのクラシックが沢山あることに気づきました。
たとえばピアノコンチェルトなどはわたしの好みの外だと思っていたのですが、アニメをきっかけに聞いてみると味わい深いことに気づきます。
それはこのアニメがスパイスになっていることも確かでしょう。
だいぶ遅れて鑑賞していますが、今でもじゅうぶん通じる内容です。
音大や音楽家をここまで密接に取り扱った良作はこれからなかなかでないのではないかと思います。