わたしが尊敬している文章に、ツチヤ師のものを挙げねばならないでしょう。
ツチヤ師とは、土屋賢二さんのことです。
哲学者でありながら、実に軽妙でおかしな文章をお書きになるのです。
文章で人を笑わせるのは難しいのですが、この人のエッセイは1冊丸ごと爆笑の嵐。
ときどき読んでは笑っています。
新刊が出たときが一番いいのです。
やはり笑いには新鮮さが必要です。
師は単なるお笑いとはまったく違う方法で人を笑わせるという前人未踏の芸に達した哲学者だと言えるでしょう。
ちなみに、顔写真を見たことがなく、また見ないようにしているのですが一体どんな人なのでしょう。
尊敬する文章ですね。