ライブカメラ

昔、インターネットが軌道に乗り始めた頃、ライブカメラというものがありました。

面白いと思って、よく川の中に設置されたカメラを見ていたのを思い出します。

ところが、ライブカメラ文化は2020年になっても生きていたのでした。

というより、より強力になって1つの文化圏を形成していました。

YouTubeで「ライブカメラ」とか「Webcam」とか検索すると、たくさんのライブカメラが出てきます。

それは日本に限らず、世界中です。

世界中のさまざまな場所がリアルタイムに配信されています。

しかも、YouTubeを媒体にしたことで、コメントのやり取りなどもできるようになり、本当に文化圏が出現しているのです。

「世界のどこかの人と、とある場所の動画を見ている時間を共有する」という趣味が生まれているようです。

わたしはライブカメラを見るというのは枯れた文化かと思っていましたが、細々と、しかし確実に続いているようです。

本当に面白いですね。