気候変動としたたかなヒト~不凍海へ~

気候変動で北極海に凍らない部分ができているそうですね。

これによって新たな「北極航路」ができるそうです。

とても大きなことですね。

今まで大幅に回り道をしていたところを一気に北極海を突き抜けていけるようになるわけです。

これを聞いて、ヒトというのは実にしたたかだなと思ってしまいました。

ホモ・サピエンスが生き延びてきたのはこういうところによるのでしょう。

道なきところに道ができたなら、使えばいいじゃないか。

理屈はもっともですね。

その北極航路ができること自体が問題なわけですが、気候は人間がどうこうできるものではないのでは、とも思います。

気候変動が最近では気候危機と呼ばれるようになり、確かに人間たちの生活が危機に瀕していることは事実ですが、結局それは人間本位なわけです。

動物も絶滅している、と言うかもしれませんが、わたしから見ればおまえは何様だと思うこともあります。

動物は我々が守ってやらなければならないのか、当然「守る」責任はあるのですが、自然というのは純血統犬じゃありません。

その血統を守るために人間が奔走しなければならないというのは滑稽です。

守る、ということに振り回されすぎている気がしますし、動物を守れというのがスローガンになるのは自分の身を守りたいことのすり替えではないか、そう思いたくなることもあります。

話がいくつか振れましたが、ヒトはしたたかですね。