いい道具を知ると、もっといい道具を知りたくなりませんか?
わたしはそういう質で、手元にどんどん同じような、でもちょっと違うやつらがそろってきています。
道具というヤツは実に際限がなくて、似ているけれど違うもの、まったく違うもの、年代が違うもの、国が違うもの……などなど本当に考え出すとキリがないんです。
しかもどれもちゃんと役に立つのだから困ったものです。
いい道具はいい結果をもたらしてくれます。
でも、今使っているものよりもいい道具があるのなら、手に入れてみたい。
そう思ってしまいます。
ですが基本的に道具というのは1個あれば用が済み、2個以上あってもあまり変わらないということも事実です。
万年筆なんかがそうです。
実際に書くときには1本のペンしか持てないのですから、いくらコレクションしたってそれは限界があるわけです。
もちろん、道具は2つか3つあった方がいいものもあります。
靴などがそうでしょう。
交互に使った方が傷むのが遅くなって長持ちします。
わたしはむしろ、道具1個でいろいろなところに出かけてバリバリ使い倒す人のことを尊敬してしまいます。
道具って、壊れると怖いんですよね。
上のランクの道具ほど壊れると色々と面倒です。
気分的にも、お財布的にも悲しいです。
これはもしかしたら永遠の命題かもしれませんね。