大佐と男爵

わたしがこうして文章を書いている机の目の前には、某大佐の絵はがきが貼ってあります。

その隣にはネコの男爵も。

軍人を崇拝しているとかいうわけではなくて、「大佐」「ネコの男爵」というあたりから分かる人は分かるのではないかと思います。

わたしの住む街の美術館へ巡回展が来たときに買ったもので、次にこういう機会はいつ来るのやら。

それにしても、両方ともいいデザインをしています。

映画の場面を切り取っただけなのに、それだけで絵画のように成り立っています。

このはがきの売り方だけはちょっとえげつない気がしたのですが、その価値はあったと思いたいところですね。

わたし自身、この巡回展の時に久しぶりに美術館へ行ったのですが、こういう魅力的な展示をもっと沢山やってほしいと思いました。

いつもどれくらいの集客があるのかわかりませんが、このときは沢山の人でごった返していました。

楽しく、面白く、人びとが見たいと思う展示をすれば、確実に集客はあるのだと思います。

とはいえ、美術館の集客が少ないという情報を得ているわけでもないのですが。

巡回展側の方もすべての美術館を回れるわけではないでしょうから、悩ましいところもあるのでしょう。