地元のちょっとさびれた文具屋さんがあります。
そこに、カスタム74が半ば埋もれるように陳列されているのです。
わたしはこの万年筆のBニブがぜひほしいと思っているので、買うかどうか悩んでいます。
しかしながら、このお店売る気があるのかどうか不明です。
いえ、言えば売ってくれるでしょう。
それは確実です。
が、買った満足感があるかどうか不明なのです。
やはり万年筆を買うというのは、「買ったんだぞ」という満足感が必要なのです。
こういう感じにさびれちゃっているお店だと、満足できないかもしれません。
つまり、わたしはこのお店から義勇的に万年筆を買い、ショーケースから助け出すべきか否かを悩んでいるのです。