わたしは暖かいところが好きなのですが、エアコンの温かさというものはどうも苦手です。
のどが渇くからです。
どうしてこんなに乾燥するのだろう、悩みそうになります。
加湿器を使ってもエアコンの仕組み上、解決のしようがありません。
その点で、ストーブはとてもいいです。
我が家では長いことストーブを使っていないのですが、たまに使っているところへゆくとその温かさが身にしみます。
石油ストーブもいいのですが、一番理想的なのは薪ストーブでしょう。
あれは見た目も素敵ですし、とても温かいと聞きます。
昨今では環境問題が一気に取りざたされるようになりましたが、わたしはバランスを取りながら使用すれば薪ストーブもじゅうぶんありだと思います。
ストーブのいいところは、なんと言っても空気が乾燥しないことです。
昔通っていた塾では石油ストーブを使っていて、その上にヤカンが乗せてあり、湿度調整と息抜きのお茶入れに使われていたのを思い出します。
ストーブの思い出というのは案外あって、たとえばストーブの上で海苔をサッとあぶっていたことや、お餅や干し芋やスルメをあぶっていたことなど、文字通り温かいものです。
寒い季節、温かいということがいかにありがたいことか。