暖房の功罪①

わたしは暖かいところが好きなのですが、エアコンの温かさというものはどうも苦手です。

のどが渇くからです。

どうしてこんなに乾燥するのだろう、悩みそうになります。

加湿器を使ってもエアコンの仕組み上、解決のしようがありません。

その点で、ストーブはとてもいいです。

我が家では長いことストーブを使っていないのですが、たまに使っているところへゆくとその温かさが身にしみます。

石油ストーブもいいのですが、一番理想的なのは薪ストーブでしょう。

あれは見た目も素敵ですし、とても温かいと聞きます。

昨今では環境問題が一気に取りざたされるようになりましたが、わたしはバランスを取りながら使用すれば薪ストーブもじゅうぶんありだと思います。

ストーブのいいところは、なんと言っても空気が乾燥しないことです。

昔通っていた塾では石油ストーブを使っていて、その上にヤカンが乗せてあり、湿度調整と息抜きのお茶入れに使われていたのを思い出します。

ストーブの思い出というのは案外あって、たとえばストーブの上で海苔をサッとあぶっていたことや、お餅や干し芋やスルメをあぶっていたことなど、文字通り温かいものです。

寒い季節、温かいということがいかにありがたいことか。