カレーライス

昔の思い出なのですが、「レーライスが嫌いだ」という同級生がいました。
米飯持参でカレーパーティーみたいなものが行われたのですが、その子が持ってきたのはほんの少しだけのお米。
「カレーを食べたくない」
という思いからだったのでしょう。
カレーならみんな好きだろうっていう運営側のおごりじゃないでしょうか。
この子にとってはカレーパーティーなど苦痛でしかなかったでしょう。
先生は驚いていましたが、うーん、これはどう対応したら正解なんでしょうね。
なんていうか、今でこそ児童生徒の主張は認められることもあるようですが、わたしの時代は子どもにとって必ずしも過ごしやすい時代とは言えませんでした。
いまも過ごしやすいと言い切ることなんてできませんね。
どの時代も試行錯誤の連続なんだと思います。
自分が大人になってみると、もし自分がそのときに訴え出る力があったのならと思うことがたくさんあります。
そんなことだらけです。
子どもたちは、大人の思いもよらないところで苦しんでいるかもしれないんですよ。