読み込む、書き込む

楽譜やプリントを読んでいて思うのですが、一番の理解の近道はき込むことですね。
楽譜なんて、たとえば読み解き方を全部書いてくれればいいのに、なんて思ったこともあるのですが、作曲家が書いた音符を読み、そしてそれに対して書き込むことで理解が深まるわけですね。
意外な事実に改めて納得してしまいました。
プリントそうです。
書き込んだもの勝ちです。
ただ、わたしは文庫本とか、小説だけは書き込みをしたくない。
書き込む方もいらっしゃるようですが、わたしは教科書以外の本へは一切書き込みませんね。
なんというか、ポリシーです。
本はある種神聖なものという感じがするのです。
その作家の魂がこもっているというか。
そこの書かれているもので表現は完成しているのだ。
そう思って、書き込んでません。
理解をするために書くときはノートに書くこともありますが、めったにやらないですね。
でも、さすがに楽譜には書き込まないわけにはいきません。
こちらは書けば書くほど有利です。
楽譜も確かに完成してはいるのですが、そこから音を出す人は読み解かねばならないんです。
どれだけ書き込んだかは、どれだけ読み込んだかの証左でもあるわけですね。
本への書き込みについては、個人の感覚かもしれませんね。