ご無沙汰しております。管理人は生きてますよ。
スズキです。船頭さんが突いてくれました。60センチちょいです。
これなんて、釣果のほんの一部。
料理するのに深夜までかかってしまうほどの量の魚やカニが取れました。
これでも昔と比べるとずいぶん減ってしまったのだとか。驚きの量なのです。
家族と行ったのですが、初めてなのはわたしだけ。
アドバイスに従って、長袖長ズボンで行きました。
他の船の人達は、けっこう軽装の人もいましたが、8月と言っても湖の上なので思いのほか冷たいです。
船頭(漁師)さんの目はすごいですよ。
わたしが影を見ると、これが魚なのかと迷っているうちに通りすぎてしまうのですが、船頭さんは逃しません。
たきや漁で使うモリは、ものすごく長くて、けっこう重いです。
船の右側と左側ではモリを持つ手が変わります。潮の流れに流されないようにするためだそうです。
木で出来ていて(たぶん)モリには返しがついていません。
わたしが唯一突けたのはカニでした。
ついてみて、やったーと思っていたら一言。
「カニはあんまり強く突くと、食べるときにおいしくなくなっちゃうよ」
確かに言われてみればそうです。
家に帰ってみると、わたしが突いた一匹は甲羅に大きな穴があき、味噌は流れだしていました。
船頭さんの力加減は抜群ですね。逃さないけれども、カニを潰さない。
一方、魚を突くときは突き刺したあとで、これでもかと海底へ突き刺し直します。返しがないので、いきがいい魚は逃げてしまうからです。
モリしかないのか、というと、そういうわけではありません。
網があります。
船にはモリが3本、網が3本積みこんであって、乗り込んだ人が自由に使うことができます。
網は軽くていいです。
わたしは網を使ってサヨリを取りまくりました。これが楽しいんです。
狩猟本能を刺激されるのでしょうか。
とにかく楽しい晩でしたが、潮風に吹かれるのはけっこう疲れました。
また行きたいですねぇ。