電話という襲撃

病院からの電話というものは突然かかってくる。

あれはおよそいいことを伝えたためしがない。

歯医者からの電話がかかってきた。

定期検診だそうである。

これは奇襲だった。

半年に1回の検診とはいえ、いきなりかかってきてもらいたくない。

電話をかけますよ、という信号は送られてくる仕組みはないので、電話とはそもそもが奇襲を旨とする連絡手段ではないかと思う。

なぜ検診というものがあるのか、理解に苦しむ。

 

……

という、ジョークでした。