新聞であったり、雑誌であったり、投書して自分の意見や作品を公開することができます。
しかし、投書しても載るかどうかはわかりません。
当然ながら、その出版社の意向が反映されるわけです。
つまり、もしもその投書が出版社にとってあまり都合がよくないなら、どれだけ鋭く批評できていても載らないこともあるわけです。
すなわち、投書というのは「読者の投稿」という言葉を借りた出版社の主張、と言い替えることもできるでしょう。
これは、投書する側にとっては残念ですが、出版する側にとっては会社の生命がかかっていますから、仕方ないとも言えます。
それでも、投書する意味はあるでしょう。
自分の書いた文が誰かに読まれるというのは重要な経験ですし、それが載って出版されれば、喜びも大きいからです。
こういったことも、考えつつ、文を練ると、だんだんと目的に沿った文が書けるようになります。